システマ第5日目

couple having a misunderstanding システマ日記
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今日は毛色を変えて、人間関係について書きたい。

システマでよく言われるのだが、自分が緊張すると相手にその緊張が伝わる。逆に自分がリラックスすると相手もリラックスする。

心理学には「ミラーリング」という概念がある。これは、好感を感じた相手のしぐさをつい真似してしまうことである。これを利用して、相手と同じしぐさをすることで相手から好感を持たれやすくするという恋愛テクニックもある。あくびがうつるというのも似たような現象だろう。

武術というものは、人間の本能を利用する側面がある。したがって実生活に広く応用可能できると考える。

どこにいても、自分と気の合う人もいれば、なんとなく相性が悪いなと思う人もいる。

職場でも、家庭においてすらそうである。

予想はしていたが、システマ教室でも気の合いそうな人とそうでない人がいる。

気の合わない人と一緒に居るのが億劫だから、このような教室には行きたくないという人も少なからずいるのではないか。

私だってそうだが、「システマを学ぶ」という果実を得るためにはそれくらいの代償はペイすると思っている。

いやむしろ気の合わない人とうまくやるということはなかなか得難い学びではないだろうか。

こちらが「この人、なんとなく嫌だな」と思うと、不思議なものでその気持ちはすぐさま相手に伝わり、相手もこちらに対して良い印象を抱かない。相手の方が先にそう思うのか自分が先なのか、それはわからない。量子力学的に言うと同時なのかな?まあそれはどうでもよい。

お互いに大人だからそんなことはおくびにも出さずに、笑顔で「お願いしまあす」とか言って練習するのだが、いざ打ち合うと一発一発がなぜか痛い。

こういう経験は私にとっても、おそらく相手にとっても嫌なものだろう。しかしこういうことも、システマの練習のひとつだと思う。

つまり、自分がlight breathingを十分行ってリラックスできれば、そのリラックスが相手にも伝わり、嫌な感情も洗い流されると思う。

合気道道場・養神館の開祖である故・塩田剛三先生が、「武術の究極の目的は相手を倒すことではなく相手と友達になること」とおっしゃっていた。システマの先生も似たようなことを言われる。

ということは、武術の達人は人生の達人、生き方の達人でもある。

人生の悩みのほとんどは、つまるところ人間関係なのだから。

人生を楽しく上手に生きたければ、下手な自己啓発本やスピリチュアルに傾倒するよりも、武術の修行をした方が良いのではないかと本気で思う。

人間関係に悩む若者よ、武術を修行してみてはいかがか?

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